坂本健太郎後援会設立について
思いを行動に起こす時がきたと決意し、23年間勤めた県職員を先月退職いたしました。これまでの福祉、地域経済、地域づくり、予算編成等、行政で培った経験と地域づくりで取り組んだ実践知を政治の世界で生かしていこうと決意し、後援会設立の運びとなりました。現在、45歳。これからの人生を新庄市の発展のために尽くす覚悟です。
さて、私は新庄生まれ新庄育ち。直近では昨年までの10年間、最上総合支庁に勤務し、最上地域、新庄市のことを常に考え、業務を遂行してきました。最上地域は合併をせず、それぞれの市町村が自主自立の道を歩んでおります。しかしながら、20年近い差月が流れ、少子高齢化はますます加速し、目に見えて地域の活力が失われています。
そのような中において、新庄市における市政はどうでしょうか。看護学校の設置から始まり、現在は道の駅の設置場所において、民意とは異なる決定が多くなってきております。最上地域のリーダーとしての自治体に対し、疑問符が付きつけられているのです。私は行政の立場で長らくこの状況を見てきましたが、行政以外の立場から改革を迫る時期に来たと感じております。
魅力がある、希望がもてる、住民が活き活き暮らせる自治体とは何でしょうか。
魅力ある地域だからこそ若者や女性が残り、回帰してくれます。地域のコミュニティが維持され、誰一人取り残さない社会だからこそ安心して暮らせます。外からのお金をどのように地域に持ってくるかを含め地域経済を発展させていくことが豊かな生活をもたらします。
これらを実現するため私が大事にしていることは行政と市民、議会と市民の対話です。物事を決めるとき、課題があるとき、対話を重ねることから双方の納得・理解を得ていきたいと考えています。
年齢や性別に関わらず、誰にとっても住みやすい地域、学びと成長が実感できる地域、子供たちに未来を語れる地域とするため、精一杯取り組んでいく所存です。
私には実現したいことが3つあります。
◎一つは活力ある地域づくりです
若者や女性が残りたい地域、UターンやIターンの候補となる地域となるため、若者や女性が自分らしく活躍できる場の創出、東北農林専門職大学や県内外の大学との連携により、学生が関わることで賑わい創出を目指します。
◎二つ目は地域を担う人づくりです
地域づくりは人づくりから。学校教育のみならず、家庭教育、社会教育が相互に連携してこそ地域を担う人材育成が可能となります。私は最上支庁連携支援室において、高校生と大人が本気で対話ができる仕組みとして、新庄・最上ジモト大学という事業を立ち上げから関わってきました。高等学校の合併も控えている今こそ、幼稚園、保育所を含め小学校、中学校、高等学校を連携し、学校教育の中に地域の関りをさらに充実させ、地域の宝である子供たちを育てていきます。
◎三つめは地域経済の活性化です
人口が減少し地域経済が小さくなる中、地域経済の活性化のカギは外からのお金をどのように得るかです。高規格道路がつながった今、最上地域に道の駅がないこと自体が機会損失を生んでいます。経済的な効果を見極めた施設整備、関係人口の増加やインバウンドの受入れ等、起業や創業も含め稼ぐ力の創出を目指していきます。
そして何より、元県職員として、県と新庄市が共に同じ方向を向き、困難な時代を乗り越えられるよう繋ぐ役目を担っていると感じております。
賛同いただける方に、ぜひ、ご加入をお願い申し上げます。
坂本 健太郎